nea Guitar School

個人レッスン、自由予約制。大阪にあるギタースクールです。

ジャズセッションについて

前ページより続く。

うーん、いくつか忘れてました。追加です。
Moose The Mooche / Naima / Have You Met Miss Jones / Moment's Notice / One Note Samba / How Insensitive / 7 Steps To Heaven ・・・etc

セッションの場所などでも大きく違う。大学の部室で行われるセッションもあればプロが開催するクリニック的なセッションもある。近所の身内だけで盛り上がっているようなところもあれば、ほとんどプロしか集まらないようなセッションもある。いろいろあるけれど、アマチュアの人が「身内ノリ」で遊んでいるようなセッションより、しっかりとしたプロのホストがいる場所へ行こう。時間もお金も有限なのだから。

持ち物とかマナー。
遠足みたいだね笑。 チューナーは必ず持っていこう。Gtアンプは無いお店もあるので行く前に確認しよう。こういった事って肝心。僕たちプロは、こういった部分を見てる。セッションの時にチューナーを忘れてくるようなスタンスの子は、実際の仕事の時もきっと忘れてくるに違いない、って想像する。ただ、誰に聞いてもその場のチューニングが分からない事もある(しかも結構多い)。そういう時は演奏前にピアノの人にA音でももらおう。440と442では随分違う。
ホストの人にはしっかりと挨拶をしよう。子供じゃないんだから、って思うかもしれないけれど、実際僕が昔セッションホストをしていた頃は、挨拶もなしに帰っていく人が多かった。しっかりと挨拶をしてくれる子がいればこちらも顔を覚えるし、仲良くもなるし、何か仕事があれば回してあげよう、という気にもなる。「そそう」にも気をつけよう。ギターのネックって意外と長いから、知らない人の頭にコン、って当たったり笑 気をつけよう^^。自信がない間は譜面もちゃんと持っていこう。中途半端に馴れると恥ずかしがって(イキがって?)譜面を見ないでやろうとする人もいるけど、間違えて弾いている姿が一番恥ずかしい。それよりたとえ枯葉でも譜面をしっかりと見て一生懸命弾いてる初心者の方がずっと好感が持てる。

選曲など
たいていはフロントマン、管とかVoの人が選ぶ。何人かで決める場合もある。ギターの位置は微妙で、管の人がいれば伴奏になるし、いなければフロントの役割になる。
自分が選ぶ場合。これは定番曲を選ぼう。音楽は創造的なものだけど、セッションは他者とコミュニケートすることが目的だから。自分だけがやりたい、誰も知らないような曲を持って行くのは×。なるべく無難な、しっかりと弾ける自信があるものを選ぼう。
何度か通えば、そこのセッションの大体の傾向が分かるから、例えばバップ系だったらモンクの少しマイナーなものとか、新しめ系のセッションだったらハービーのものとか、持っていってもいいかも知れない。もちろん譜面は人数分(4、5枚)コピーして持っていこう。これも嘘みたいな話だけど、たまに「この曲やりたいです」って言って、マイナーな曲をしかも譜面一枚だけ持ってくるおバカさんとかいます。(そういうのって、音楽以前の話だよね)
今度は自分がホストをする場合。セッションって曲が固定化してしまう。リズムもどうしても中速の4Beatが連続してしまうことが多い。だからセッションホストは全体のバランスを考えて、ラテンにしてみたり少し速くやってみたり、と工夫すること。強者のメンバーが揃ったら少し難し目の曲をやってみてもいい。もちろん初心者がいるのに難曲をやるのは×。セッションホストは曲もある程度知っておきたい(それがお客さんからギャラを貰うホストの礼儀だと思う)。最低50〜100曲くらいはメモリーしておきたいところ。(リズム隊の人なんか、2、300覚えている人って多い)

曲の構成
テーマ→各楽器アドリヴ→4バース→テーマといった一般的なものにまず慣れよう。速いテンポの曲は8バースにするとか、長いテーマの曲は先発を他楽器に譲るとか、セカンドリフがあるものは覚えておくとか、そういったルール的なことも覚えておくと良い。でもおかしな話で、そういったルールを細かく決めていけばいくほど、セッションの本質からどんどん離れていく。毎回かならず定型のルールで演奏するのって、ちっともジャズじゃないものね。だから形式に囚われず、いろいろ遊んでみることも大事。テーマの後にドラムソロに行ってもいいし、エンディングで何かリフを作って、そこからさらに遊んでもいい。別に頭にテーマなんか弾かなくっても、いきなりソロから始めてもいい。そうやって型に囚われず、自由にやる事が大事。
ただ難しいのは、「ジャズ」という言葉の意味が人によって違うことだ。例えば僕は「ジャズ」という言葉を、自由な即興演奏主体の音楽、という広い意味で話しているし、だから16ビートや変拍子で演奏しても、歪ませたりワウを踏んだっていいと思っている。でもある人にとっては「ジャズ=4ビートでベースがランニングしている、Be-Bop主体の音楽」と考えている人もいる。そういう人達に、あまり斬新なアプローチをしてしまうと賛同を得られない場合が多い。
だから、◯と×は時と場所で変化する。同じ事をしても「そういうの、おもしろいね」って褒めてくれる場所もあれば「そういう事やっちゃダメだよ」って怒られてしまう場合もあるってこと。難しいね笑。

ギターの役割
これも難しい笑。基本的には管がいれば伴奏、いなければフロントと考えて良いでしょう。管がいてピアノもいる場合、居場所(スペース)を見つけるのが大変です。厚みのあるコードサウンドは基本的に×。オブリ、カウンターメロディ的に行くのは良い結果になる場合が多い。基本的にはピアニストをよく見て、ピアノのやっていない事をやる方向で。そうやっていろいろ考えると「弾かない事」が正解の場合が一番多いかもしれない。「弾かない」ということは、「弾かないこと」でひとつのアンサンブルを組み立てている訳で、立派なプレイです。でもBossaの場合はギターがメインの伴奏に行って良い。(それも状況を見て、だけど)
でもこれも、それはあくまで「ルール」で、別にピアノがコード弾いてる所にギターもコードをバーン、と弾いても格好いいかも知れない。フリージャズなんてみんな酷いもんだから(そして格好いい)。だからこういった事は、いつの日にかあらゆる規則やルールをぶち壊す為の修行だとおもって、そういった常套手段を覚えて行こう(結局どっちなんだかね笑)

けっきょく、月並みだけど「回りの音を良く聞くこと」。これしかありません。
ではみんな、頑張ってセッションに行ってこよう。 
(行って失敗したら、レッスンで必ず報告すること(^^))
  1. 2008/05/16(金) 19:00:51|
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